フィジーから日本へ|NAMA FIJIのサステナブル供給網と環境哲学
本記事では、Yasawa諸島・Somosomo村の女性たちが手摘みで収穫する野生海ぶどうが、日本のお客様の手元に届くまでのNAMA FIJIの供給網と、それを支えるサステナビリティの哲学をご紹介します。
1. なぜ「フィジー × 日本」なのか
フィジーは、世界でも最も清潔な海域を持つ島国の一つです。工業汚染や酸性雨の影響が極めて少ないため、Yasawa諸島周辺の海では、野生の海ぶどう(Caulerpa racemosa、現地名Nama)が「長寿の海藻」と呼ばれて自然に自生しています。
一方で、日本は世界でも一厳しいスキンケア市場の一つです。目の肥えた消費者、高い品質期待——小さな海藻にも、それに見合う質を要求します。
この2つをつなぐこと、それがNAMA FIJIの供給網の出発点です。
2. Yasawa諸島・Somosomo村との物語
NAMA FIJIが使用する海ぶどうは、すべてフィジー北部・Yasawa諸島のSomosomo村の女性たちが、手摘みで収穫しています。
創業者デブラは、1990年代からフィジーで20年以上、女性の経済的自立を支援する活動を続けてきました。CIDESCO国際認定のSpa Academy Fijiを設立し、辺境地のシングルマザーたちに技術と雇用の機会を提供。2017年、この活動の延長としてNAMA FIJIブランドが生まれました。
デブラはオーストラリアのJames Cook Universityとの共同研究により、Yasawa諸島に自生する海ぶどうが、他の海藻と比較して圧倒的に高い濃度のミネラルとビタミンを含むことを発見。そこから「世界初の持続可能な野生海ぶどう収穫プログラム」が始まりました。
3. 野生海ぶどうの持続可能な手摘み収穫
NAMA FIJIの海ぶどうは養殖ではなく、自然の海に自生する野生種です。Somosomo村の女性収穫者たちは:
- 1日8時間、週3日海に入り、手作業で海ぶどうを摘み取る
- 根を残す収穫方法を採用し、3〜4週間で再生する海ぶどうのサイクルを守る
- ラッシュガードを着用し、長時間の海中作業から肌を守る
- フロートリング付きの収穫バッグを使用し、海底や珊瑚への接触を回避
これは、オーストラリア政府が出資する Market Development Facility (MDF) との連携で構築された、世界初の持続可能な野生海ぶどう収穫プログラムです。
4. なぜ「野生」にこだわるのか
- 栄養濃度 — ストレスの少ない自然環境で育つ野生種は、ビタミン・ミネラル含量が高い
- 生態系への配慮 — 養殖場を作らず、自然のままの海洋環境を維持
- コミュニティへの還元 — 海洋を「私有の養殖場」とせず、村の共有資源として継続
5. 女性の雇用と経済的自立
収穫者の女性たちは、伝統的な村の経済システムに加えて、新しい収入源を得ています。原料調達がそのまま村の家庭の生活費・教育費・医療費につながる仕組みです。
NAMA FIJIの製品を1点購入することは、Somosomo村の女性が安全な装備で持続可能な仕事を続けられることに直接つながります。
6. クリーンビューティ × ヴィーガン処方の実装
- 動物由来成分不使用(ヴィーガン)
- 合成香料・パラベン・着色料不使用
- シリコーン・ミネラルオイル不使用
- 動物実験を一切行わない(検査を含む)
- 肌への作用が明らかにされている成分のみ配合
7. パッケージとリフィル戦略
- リフィルシステム — Face SerumとFace Creamにはリフィルパウチをご用意
- 竹・ガラスの採用 — プラスチックを避け、竹製・ガラス製のケースを採用
- 過剰包装の最小化 — 豪華さより資源効率を優先
8. 日本サイドのオペレーション
フィジーで製品化された後、製品は日本へと輸送され、日本国内の倉庫で保管・出荷されます。
9. 品質の実績
NAMA FIJIの製品は、フィジーの5つ星ホテル・スパで15年以上採用され続けています。Senikai Spa・Nama Spaといったラグジュアリスポットでのプロフェッショナル使用をクリアした品質を、日本のお客様にもご用意しています。
まとめ
NAMA FIJIは、Yasawa諸島・Somosomo村の女性たちが手摘みで収穫する野生海ぶどう(Caulerpa racemosa)を原料とする、サステナブルなスキンケアブランドです。原料の優位性、生態系への配慮、コミュニティへの還元を、フィジー × 日本のブリッジとして届けています。
製品ラインアップは海ぶどうスキンケアコレクションでご覧いただけます。
NAMA FIJIは、フィジー×日本のサステナブル交易ネットワークを推進する Pacific Estate の推薦ブランドです。